M16ライフル銃について知る
M16はベトナム戦争で活躍したアサルトライフルです。FPSゲームにも広く実装されていますが、よくM4との見分けがつかないことがあります。今回はM16の歴史や性能と、ゲームでの見分けについて迫っていきます!
M16とは?
ベトナム戦争で最も活躍したアサルトライフルの一つです。1960年から2017年現在まで改良を加えながら現役で活躍しています。FPSなどのミリタリーゲームには必ずと言っていいほど出てくる有名な銃です。あのゴルゴ13の愛用銃でもあります。
いつ誕生したのか
M16はユージン・ストーナーというアメリカの設計者によって、1957年に誕生しました。AR-10という銃の改良機となります。M16はベトナム戦争で多くのアメリカ兵が使用していました。
M16の前身であるAR-10
どこで活躍している銃なのか
M16アサルトライフルは、軽量であることや命中精度が高いことが評価され、アメリカ軍はじめ、様々な国で採用されています。1960年に初期型が誕生して以来、2017年現在も改良を経ながら現役で活躍しています。
M16の初期型は特にベトナム戦争で大活躍しました。
アメリカ海兵隊の訓練風景。
ブルネイ王国陸軍。
フィリピン海兵隊の訓練風景。
イラク戦争にてアメリカ兵がM16を装備している姿(2003年撮影)。
M16とM4の見分け方
M16とM4は非常によく似た形をしています。パッと見ただけでは判断が難しいほど同じ形をしています。
M16とM4を目だけで判断するポイントは、その長さです。M4という銃はM16より全長が短いのが特徴です。
具体的には、M16が999mmに対してM4は800mm以下の全長になります。
(上から3番目がM4)
ゲームでの見分けはつくのか?
このように静止画にしてやっと分かるくらいです・・・。
現実とゲームの違い
現実のM16は、軽量かつ小口径の弾を使用していることもあり、女性でもフルオートが可能です。
ゲームの世界では、それぞれ反動や形が異なります。
今後のM16
M16は常に改良され進化していますが、アメリカ軍の中では後継機の議論が度々行われています。現状M16とM4より優れた銃がないため見送られていますが、この先M16が前線を退く日がくるのは時間の問題かもしれません。
2005年に後継機としてXM8という銃が候補に挙がったことがあります。XM8は人間工学に基づいた形をしており、先進技術を盛り込んだ銃です。しかし各部隊からの反対により取り下げられました。
情報が全てとも言える近代戦に則って、銃器も電子システムを取り入れたものが開発されています。
しかし強い衝撃に耐え、泥水や海水に侵されながらも撃ち続けることが出来る銃が戦場には不可欠です。電子システムの欠点が露呈してしまう場面です。これが解決されれば、M16が過去の銃になる日は近いかもしれません。
しかし強い衝撃に耐え、泥水や海水に侵されながらも撃ち続けることが出来る銃が戦場には不可欠です。電子システムの欠点が露呈してしまう場面です。これが解決されれば、M16が過去の銃になる日は近いかもしれません。
執筆者Writer
AnTytle
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