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グランツーリスモ3 ちょっと詳しい小ネタ集

GT3といえばウィリー走行ですが、今回はバグではなく、イースターエッグなどの小ネタをご紹介します!

ウィリー走行と現実

ゲームの世界でのウィリー走行は、車体の後ろ(リアウィング)に強烈なダウンフォースを作るようセッティングすることで、前輪が浮き上がり車が垂直になって走り出します。詳しくは「GT3ウィリー走行のセッティング」をご覧ください!

空気抵抗の観点からウィリーの原理を見てみると、下の画像のようにリアのダウンフォースを最大にすることで、前輪が浮き上がることは想像に易いでしょう。

このゲームの原理は現実世界では通用しません。

前輪が持ち上がり垂直になる瞬間までは同じですが、次の瞬間、車体がそのまま回転しながら離陸を始めます。これは浮き上がった車体前底部から大量の風が入り込み、車体自体を浮かせてしまうからです。そして車体底の平たい面が、時速300km/hでもろに風を受け止めることになります。

下の動画は、ル・マン24時間のメルセデスベンツで実際に起きたウィリークラッシュの事例です。

対岸のトンネルが透けて見える

この情報は2004年くらいまではポツポツとネット上にもありましたが、2017年現在は全く出回っていないバグです。
グランバレー・スピードウェイのヘアピンを抜けた先の丘に車を止め、湖の右側を観察します。

黄色のマークあたりを観察していると、トンネルの中を走る敵車が見えてしまいます。
これは山のグラフィックを設置し忘れたことによるバグで、コースを走る分にはきちんとトンネルの中を通過します。

GT3のみ起きているバグで、他の作品ではきちんと山のグラフィックが設置されています。

執筆者Writer

AnTytle

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